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| ホーム > 伝説を持つ時計 |
| 機械式の時計が発明されたのは、13世紀といわれています。その後、改良が加えられ精度の向上と小型化が図られました。そして20世紀になって本格的な腕時計が製作され、1969年にはクォーツ時計が生れました。こうした時計の進化の中で、歴史にのこる名機がいくつも生れ、伝説が語りつがれています。 このコーナーではそうした名時計を解説させていただきます! |
| 第30回 ジャンリシャール TVスクリーン |
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ジャンリシャールというブランドを聞いても、日本ではあまりなじみが無く知っているひとはかなりの時計好きだと思います。 しかし、このブランドの
名前の由来となった、ダニエル・ジャンリシャールの名前をスイスで知らない人は居ないでしょう。 当店ではダニエル・ジャンリシャール TVスクリーン 白文字盤と、色違いの |
| 第29回 GSX BOLLARD (ボラード) |
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以前に「時計の豆知識」でショップオリジナルの時計を紹介しましたが、このBOLLARD(ボラード)は、BEST時計店のプロデュースするGSXシリーズの中で最高峰をめざし、「素材感」「質感」「存在感」「装着感」といった「本物の時計の価値観」にこだわって開発されました。そして最高の素材を適切な加工により、丹念に仕上げ、職人が組み立てるという、かつての時計作りの基本を徹底的に追求したものです。 当店ではGSX ボラード GSX1977SWS ダースベーダーを扱っております。 |
| 第28回 ティソ Tタッチ |
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1853年創業のティソは2003年に150周年を迎えた老舗のスイス時計メーカーです。ティソは1938年以来、スポンサーや、タイム 女優アンジュリーナ・ジョリーが 映画「トゥームレイダー2」「Mr.& Mrs.スミス」の中で、Tタッチを着用し、劇中実際にその機能を使用したことで、一気に注目が集まりました。当初は白、黒の文字盤とブレス、黒ラバーベルトのタイプしかありませんでしたが、オレンジラバーベルトや2005年には、 ポリッシュチタンケースにシェル文字盤、白革ベルトなど、バリエーションも多彩になり、ティソの代表的なモデルの1つになっています。 当店ではティソ Tタッチ オレンジラバーを扱っております。 |
| 第27回 ジン EZMシリーズ |
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| 第26回 MTM スペシャル オプス |
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いままで数多くの軍用時計が各国軍隊の要請で開発されてきました。パネライやルミノックスなどはそこから会社が設立されています。MTM社(元アメリカン・ウォッチ・カンパニー)も米軍へ15年以上軍用時計を供給してきました。そして、最前線で戦う特殊部隊隊の現役兵士からの要請で開発されたのが、MTMスペシャルオプスです。 |
| 第25回 シチズン カンパノラ グランドコンプリケーション |
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国産時計メーカーというと品質は良いが安価であるというイメージが強く、高級時計としての認知が低い為、日本ではあまり人気が無いというのが現状です。シチズンの場合、信念が「市民のための時計作り」とうことで、リーズナブルな時計をずっと生産していたことと、機械式時計から撤退していたため、高級時計メーカーとしての認知はほとんどありませんでした。しかし、セイコーのクレドール、グランドセイコーなどは、海外では高級時計として認知されており、また、近年の高級時計ブームによりシチズンとしてもそうした高級時計のラインナップを揃える必要性を感じていました。 フラグシップ機として上品かつシンプル、実用性を売りにしたザ・シチズンがあります(グランドセイコーに相当)が、シンプルすぎて、いまひとつ華やかさに欠けます。そこでマスプロダクトを考慮せず、こだわりを持った最高級時計のコレクションを企画しました。それが、カンパノラシリーズであり、その中で最高機種が、グランドコンプリケーションなのです。 |
| 第24回 ランゲ&ゾーネ ランゲ1 |
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ビックデイトというカレンダー機構、日付けの1位と10の位を別々の窓で表示させることによって、従来より数倍大きな日付を表示できるもので、現在では、カルティエやモーリス・ラクロアなどが定番シリーズに採用されています。この元祖がランゲ&ゾーネのランゲ1に搭載されたアウトサイズ
デイトというメカニズムです。 |
| 第23回 モントル ブガッティ タイプ370 |
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イタリアの高級スポーツカーメーカー「ブガッティ」とスイスの神の手を持つ時計師と言われているミシェル・パルミジャーニ氏が創設した「パルミジャーニ・フルリエ」とのコラボレーションで生れたのが、この「モントル ブガッティタイプ370」です。ブガッティは2001年に1000馬力のW型16気筒エンジンを搭載した 「ブガッティ ベイロン16/4」 というスーパースポーツカーを発表しています。そしてこの車の開発に合わせて、この車のイメージを持つ時計として製作されたのが、この「モントル ブガッティ タイプ370」で、プロトタイプが2002年にSIHHで発表されました。この時計は、今までに無い多くの特徴を持っていますが、その筆頭は、そのケース形状にあります。腕時計は、通常は針の軸を腕に対して垂直に配置しますが、このタイプ370は水平に配置しており、普通の時計であれば、側面にあたるところに文字盤があります。車を運転中に腕時計を見ようとする場合は、ハンドルから腕をはなして、手首を返して文字盤を見ることになりますが、このタイプ370はハンドルから手を放さずに、文字盤を見ることができる様になっているのです。 |
| 第22回 グラハム クロノファイターとソードフイッシュ |
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一度みたら絶対忘れられなくなる時計があります。 グラハム クロノファイターはその代表格といっても過言ではありません。 |
| 第21回 ウブロ ビックバン |
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ウブロは1980年にバーゼルフェアで、ゴールドとラバーという従来では
考えられなかった組み合わせで衝撃的なデビューを飾って以来、そのイタリアン・モダンを象徴するような繊細で、昔の潜水ヘルメットを連想させるケースと
ラバーストラップを組み合わせた「ウブロスタイル」と呼ばれるモデルを作り続けてきました。 HUBLOT GENEVE のホームページはこちらです。 |
| 第20回 IWC(インターナショナルウォッチカンパニー) ダ・ヴィンチ |
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IWC(インターナショナルウォッチカンパニー)はアメリカの時計師、フローレンス・アリオスト・ジョーンズによってスイスのシャフハウゼンに
1868年に創設されました。 なぜ、アメリカの時計師がスイスに創設
したのか、というと、アメリカで当事主流になっていた機械自動化の技術とスイスの伝統的な手工業が中心のスイス時計産業に導入し、より効率的で
完成度の高い時計生産を目指したためでした。 しかし、熟練の職人技と
機械自動化技術の一体化を図るには時代が早すぎたようで、実際にスイスの時計メーカーとしての地位を確立したのは、20世紀半ばでした。 |
| 第19回 パテック・フィリップ カラトラバ タイプ96 |
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スイスには大小無数の時計メーカーが存在します。そのなかで3大ブランドと
いえば、パテック・フィリップ、オーデマ・ピゲ、ヴァシュロン・コンスタンタンです。いずれも創立からの歴史と伝統を護りながら、スイス時計産業の基礎を築いたブランドです。この中でも最高といわれるブランドがパテック・フィリップなのです。 |
| 第18回 バルジュー(エタ)7750クロノグラフムーブメント |
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ジャガールクルトレベルソの回で、マニファクチュールとはムーブメントおよび外装部品の製作から、組み立て、ケーシング、精度検査まで時計製造の全行程を一貫して自社内で行う会社であることは説明しました。時計王国スイスにおいてもマニファクチュールは数社に限られてしまいます。 |
| 第17回 オーデマ・ピゲロイヤルオーク |
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ロイヤルオーク ホームページはこちらです。 |
| 第16回 ブライトリングナビタイマー |
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1913年ライト兄弟が人類初の動力飛行に成功してから25年後、世界初の旅客機ダグラスDC―3が飛行に成功し、現代の民間航空事業が本格的にスタートしました。
しかしながら、当時は支援技術も未熟であり、現在よりもはるかに人間にも機体にも負荷が大きく、飛行すること自体が危険な行為でした。 ブライトリングジャパン ホームページはこちらです。 |
| 第15回 ジャガールクルトマスター コンプレッサーメモボックス |
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ジャガールクルト時計 ホームページはこちらです。 |
| 第14回 カシオGショック5600 |
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カシオ時計 G-shock ホームページはこちらです。 |
| 第13回 グランドセイコー |
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セイコー時計 ホームページはこちらです。 |
| 第12回 モーリスラクロアマスターピース グローブシリーズ |
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モーリスラクロアでは毎年新しい機械式時計が開発、発表されていますが、 当店の扱うモーリスラクロアはこちらです。 |
| 第11回 タグ・ホイヤー2000アクアグラフ |
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1982年タグ・ホイヤーはダイバーズウォッチ2000シリーズを発売しました。このシリーズはダイバーズウォッチとしての優れた基本性能とその洗練されたデザインで、絶大な人気を誇っていました。
そしてこの2000シリーズが誕生して20周年の節目に、タグ・ホイヤーの原点に立ち返ったモデルを作ろうということになりました。そして完成したのがこの「2000アクアグラフ」なのです。 当店の扱うタグ・ホイヤーはこちらです。 |
| 第10回 ジャガールクルトレベルソ |
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皆さんはマニファクチュールという言葉をご存知でしょうか?これはムーブメントおよび外装部品の製作から、組み立て、ケーシング、精度検査まで時計製造の全行程を一貫して自社内で行う会社にのみ与えられる呼び名です。 |
| 第9回 セイコー70系1000mプロフェッショナルダイバー |
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今まで優れたダイバー時計を幾つか紹介してきまいたが、皆海外ブランドでした。 |
| 第8回 ユリス・ナルダン天文時計3部作 |
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と、3つ揃えてコレクションするにはちょっと高価すぎますよね。 |
| 第7回 パネライラジオミール |
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ここ数年で飛躍的に知名度を上げてきたイタリアブランドのパネライ。ダイバー時計に興味のある方なら1度は耳にしたことのあるブランドでしょう。
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| 第6回 ゼニスエル・プリメロ(ムーブメント) |
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時計王国スイスでも僅かに数社に限られるというマニュファクチュール(ムーブメントから自社一貫製造を行う時計メーカー)の1つがゼニスです。ゼニスは個々のモデルの名前よりも、クロノグラフ専用ムーブメント「エル・プリメロ」で非常に有名です。
このムーブメントは世界最高だと言われており、多くの有名時計メーカーが自社製品に採用しています。 全てを自社生産にこだわるロレックスですら、1999年までロレックス社唯一のクロノグラフ、デイトナに搭載していました。(ただし、ロレックス社は「エル・プリメロ」を独自に改造して、振動数を28800回に落としていました。また、現在はロレックス社自社製のムーブメントに変更されています) では、「エル・プリメロ」とは何が最高なのでしょうか? 実は、「エル・プリメロ」は世界で唯一3万6千振動/時という振動数を持つクロノグラフ専用ムーブメントなのです。機械式時計のムーブメントは基本的にゼンマイを動力として、振り子の原理を使ったテンプとガンギ車によって針に繋がる歯車を一定の速度で回転させます。このテンプは毎時1万8千回〜3万6千回振動して、それを歯車で減速して、長針、短針、秒針にそれぞれ伝えます。 テンプの振動数は一定ですが、メーカーやムーブメントによりその数は異なります。振動数が高いほど精度の高いムーブメントです。 ロレックスの標準ムーブメントで 28800回、カルティエで21600回、そしてゼニスのみが唯一3万6千回を誇ります。この3万6千回振動というスペックはクロノグラフの開発に関わる技術者にとって、究極の目標でした。 精度の追求はもちろんですが、1/10秒まで計測可能という可能性があったからです。でも、実現には多くのハードルがありました。ハイビートゆえにメカの消耗に対する耐久性、それを長時間維持するためのパワーリザーブの問題、高度な部品加工精度、精密な組み立て技術、メンテナンスなど、いずれの問題も 完全に解決しなければ、完成は不可能でした。 多くのメーカーがそうした問題をクリアできず開発を断念するなか、ゼニスは実に5年以上もの歳月をかけてこれらの難問をひとつひとつクリアしていきました。 こうして完成した「エル・プリメロ」は誕生から30年経ったいまでも他の追従を許していません。「エル・プリメロ」はスペイン語で1番を意味します。 しかし、「エル・プリメロ」にも苦難の時代がありました。1970年代、セイコーのクォーツ時計の発表により、クォーツ全盛時代を迎え、スイスの機械時計産業は大打撃を受けました。 ゼニスもアメリカ資本に買収され、「エル・プリメロ」を最後に本格的な機械式時計の開発、製造も断念せざるを得なかったのでした。 1980年代になり再び機械式時計が見直されはじめゼニスが再びスイス資本に戻ると、「エル・プリメロ」の生産も再開しました。 「エル・プリメロ」は基本構造を除いていまも進化を続けています。クロノグラフの計測中にリセットボタンを押すとクロノグラフ秒針が瞬時に0に飛んで次の計測を開始する機能を持ったレインボーフライバック、フルカレンダーとムーンフェイスを備えた、クロノマスターなど、新しい機能を追加した「エル・プリメロ」が次々生み出されています。 最新作は、「エル・プリメロ」の心臓部である高速振動するエスケープメント(ガンギ車、ヒゲゼンマイとアンクルその他の歯車をセットしたもの)が文字盤から覗くことができるグランド クロノマスターXXTオープンとトゥールビヨンを搭載した、グランドクロノマスターXXTトゥールビヨンです。 |
| 第5回 ロレックスシードウェラー |
サブマリーナで培ってきた機能をロレックス社の精神に則って、さらにスペックアップしたのがシードウェラーです。
シードウェラーはプロのダイバーが使用する潜水用時計として1972年に発表されました。この開発には、フランスの潜水専門会社コメックス社が大きく関わっています。地球上にあって、深海は宇宙以上に未知なる環境の世界です。 深海での潜水作業は、飽和潜水という方法がとられます。人間が海に潜ると、周りの海水から圧力を受けます。10m潜るごとに1気圧増加します。通常1気圧内で生活している人間が急に何十気圧もの深海にいくと潰されてしまいますので、チャンバーという気密室に入って、時間を掛けてゆっくりと加圧してゆきます。 すると人間の体内に空気が溶け込んで人間の内圧を上げていきます。人間の内圧が作業する深海の圧力と同じになれば、その深度で長時間の活動が可能になります。 その際、通常の空気ですと空気中に含まれる窒素が人体に吸収されて「窒素酔い」と言われる状態になり、正常な判断ができなくなってしまいます。 そこで、加圧する際、窒素の代りに、人体に無害なヘリウムを混合した空気を使用して、加圧を行います。この加圧をする際、当然ながらダイバー時計も一緒に加圧されますが、もともと何十気圧にも耐えられるように気密性を高めてありますので、人体の加圧、減圧のサイクルとはタイムラグを生じます。 そのため、ダイバーが深海での作業を終えて、減圧し終わっても、時計の内部はまだ圧力が高いままになってしまいます。時計は外側からの圧力には何十気圧でも耐えられるように設計されていますが、内側からの圧力には弱く、特に風防が割れたり、外れたりする事故が多発しました。これを回避するため、ロレックス社は、潜水専門会社コメックス社と協同でヘリウムガスを自動的に排出する機構の開発に乗り出しました。 そして、試行錯誤を繰り返した結果、ついにガス・エスケープバルブの開発に成功して、サブマリーナに搭載しました。これは世界初の機構でした。その後さらに改良を重ねて、1972年に610mの防水性能をもつシードウェラーが完成します。 その後も性能を高めて、1991年に1220mの防水を誇る現行モデルが発売されました。またシードウェラーでは、サブマリーナに搭載されていたサイクロプスレンズ(カレンダー拡大用)を深海での光の乱反射による読み取りにくさを考慮して廃止しています。 まさにプロダイバーのための時計と言えます。ロレックス社が開発にかける情熱とそのスピーディーさは、他社ではなかなか見られないものです。 創業者のハンス・ウィスドルフはビジネスマンとして優れた才能を持った人物でした。製品作りに対する情熱はもちろんのこと、ネーミングセンスや広告タイアップを用いた販売戦略など、現代の広告代理店以上のバイテリティーをもっていたといわれています。 また、ロレックス社では、その行動が他社では考えられないほどスピーディーです。こうした精神や企業文化が画期的な機構を世界に先駆けて搭載でき、ロレックス社を売り上げ、知名度ともにダントツの企業にしたのでしょう。 |
| 第4回 ブライトリングクロノマット |
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| 第3回 ロレックスサブマリーナ |
いよいよ真打の登場!高級機械式時計といえば、誰もがまず思い浮かべるのが、このロレックスです。
なぜ、これほど有名なのでしょうか?これは一言でいえば、「宣伝戦略のうまさ」に尽きると思います。 ロレックスの創業は1905年で、ブランパン(1735年)、ヴァシュロンコンスタンタン(1755年)、ブレゲ(1775年)、ジラール・ペルゴ(1791年)、パテック・フィリップ(1839年)などの他の名門に比べて100年近く後発となります。また、1904年にカルティエが本格的な実用腕時計のサントスを発表したことにより、各メーカーともぞくぞくと腕時計市場に参入を始めた時期でもありました。そんな中、ロレックス創設者のハンス・ウィルスドルフは、新規参入ゆえのメリットを生かすことで、老舗の時計メーカーとは異なる戦略を明確に打ち立てました。 当事の老舗メーカーは腕時計に精度や装飾を追い求めていましたが、創設者のハンスは当初から、耐久性や防水性能を考えていました。今でこそ、これらは腕時計にとって当たり前のスペックですが、当時はほとんどのメーカーは考えも及ばなかったアイデアでした。当事、時計そのものが大変高価であり、顧客は貴族や会社社長等の富裕層に限られていました。 お互いが自分の腕時計を自慢しあうため、より高精度で素晴らしい装飾が施された芸術品のような時計の需要が高く、そのような腕時計を乱暴に扱ったり、水につけるなど、まったく考えられないことでした。 そうした中でロレックスは完全防水を実現した耐久性の高いオイスターケースを発明し、1926年に特許を取得しています。このオイスターケースとは、無垢の金属塊からそのまま削りだして生成したケースにネジ込み式の裏蓋およびリューズを搭載したものを指します。 こうすることで、時計内部への水の侵入だけでなく、ほこりの侵入までも防ぐことができる極めて優れた構造を持つ時計ケースでした。しかしこの画期的なケースを用いて製品化された時計がすぐに顧客に受け入れられたわけではありませんでした。 そこでロレックス社のとった作戦は、その防水性能を知らしめる広報活動にほかなりませんでした。 1927年、イギリスの女性記者メルセデス・グライツ嬢がロレックス社製の腕時計を着けてドーバー海峡を泳いで渡った、という有名なエピソードがあります。 このことはすぐさま、新聞で記事にとりあげられました。この記事によりロレックス社製の時計は水に強い、という印象を世間に強烈に与えました。 また、この快挙をモチーフにして広告も作られ、オイスターケースが防水に優れているということが、知れ渡るようになりました。 そして1953年、潜水艦の意味をもつサブマリーナの原型が完成します。完全な防水を実現したオイスターケースに包み込まれ、回転式ベゼルやネジ込み式リューズを搭載した本格的な潜水用スポーツモデルです。 50年代初頭はダイビングが一般的なマリンスポーツとして認知されつつある時代でした。 このニーズを捉えて、ダイビングに造詣の深いスタッフらの手によってサブマリーナの開発がすすめられたといわれています。特に、現行まで続くダイアルデザインは視認性にこだわったロレックス社の姿勢や質の高さを感じさせ、実際にダイビングを体験した人間が開発に携わっていたことをうかがわせるものです。 そして1954年に世界最大の時計博覧会、バーゼルフェアで初代サブマリーナが発表されました。 2004年には、サブマリーナ誕生50周年を記念してロレックス社のブランドイメージカラーであるグリーンをベゼルに使用したサブマリーナが期間限定で発売されています。 |
| 第2回 オメガ スピードマスター |
スピードマスターは、月面へ行った唯一の時計として有名です。アメリカでNASA(アメリカ航空宇宙局)が誕生したのが1958年で、スピードマスターが初めて世の中に登場したのは、その前年の1957年でした。 当時、アメリカ、旧ソビエトでは宇宙の研究、開発にしのぎを削っており、NASAは、有人での地球軌道周回を目的としたマーキュリー計画および月面有人着陸を目的としたアポロ計画をスタートさせました。 1961年にNASAは宇宙飛行士が使用する装備品の1つとしてスピードマスターを店頭購入して、密かに耐用試験を行いました。この翌年に、マーキュリー計画でスピードマスターが採用され、この時計は宇宙飛行士の腕に巻かれて地球軌道を回ることになりました。 このモデルはマイナーチェンジをしたセカンドモデルでした。 1965年、アポロ計画の正式スタートとともに、月面活動に耐えうる時計を探すため、スピードマスターを含めた数社の時計がテストされました。 宇宙空間は、宇宙船内より遥かに過酷な環境です。宇宙で想定される衝撃や温度変化といった過酷な環境、条件下での11項目にわたるテストを行い、その結果、スピードマスターだけが全ての試験をクリアしたのです。 のモデルは視認性をアップさせた3thモデルでした。また、同時期にリューズガードのみ変更された4thモデルも発表されています。 こうして1966年、スピードマスターはNASAの公式時計として認定を受けて、1969年には人類初の月面着陸に成功したアポロ11号で、宇宙飛行士のアームストロング船長、オルドリン氏とともに月面到達しました。 実際に月に行ったのは3thモデルか4thモデルなのかは定かではありませんが「月に行った最初の時計」という英文表記が裏蓋に入ったのは4thモデルからです。 また、この頃からプロフェッショナルの文字が、文字盤に入るようになりました。NASAに採用されたことにより、スピードマスターの売り上げは飛躍的に延び、そして1968年には、量産を意識した新ムーブメント搭載の5thモデルが発売されています。 そして1970年、あの事故が起きました。映画にもなったアポロ13号の爆発事故です。これは宇宙開発史上最大の悲劇と奇跡と呼ばれました。 爆発事故により司令船の機能はほとんど麻痺し、乗員は着陸船を救命ボートとして、危機をのりきりました。この時酸素を節約するため、ほとんどの機械とコンピュータを停止していたのですが、その最中に軌道変更をする必要がでてきました。 そして手動でエンジン噴射を正確に14秒間おこなわなければならなくなった時、唯一使用できた計測器が、このスピードマスターでした。 もしスピードマスターが無かったら、また正確に作動しなかったら、乗員達は無事に帰還することができなかったでしょう。 この事故がスピードマスターの存在意義をさらに高めました。 この後、スピードマスターの様々なバリエーションと限定モデルが発売されています。オートマチックを搭載したモデルは1974年の発売です。(それまでのスピードマスターは全て手巻きでした。また、現行のスピードマスターでプロフェッショナルと付くものは全て手巻きです)さらにムーンフェイス付のモデルや、月、日、曜日のフルカレンダーを搭載したデイデイト、F1レーサーのミハエル・シューマッハとコラボレーションした、スピードマスターレーシング(赤、黄、青の3種類、F1のタイヤを型取ったケース付)、NASAの次世代機として開発されたクォーツ式+液晶表示のX33タイプ、流線形の滑らかなケース形状をしたドイツ国内のみ販売の地域限定モデルもあります。 また月着陸25周年、30周年やシューマッハの優勝記念の限定モデル、アポロ計画の各号エンブレムをインダイアルに表示したミッションズ、木村拓也さんがドラマの中で着けた、オメガ社創立125周年記念のオートマチック125など、スピードマスターのバリエーションだけで博物館ができるほどの種類が販売されています。 |
| 第1回 カルティエ サントス |
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